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藤井聡太は今まで一度も調子に乗った姿を見せたことがない
今や三冠となり、タイトル戦では渡辺名人、豊島竜王に勝ち越している藤井聡太。
間違いなく将棋界で最も強い。
そんな状況、普通の人間であれば、少しは気の緩んだ発言や自身を誇示する発言があってもおかしくない。
なのに19才の藤井聡太は常に謙虚である。
それが彼の将棋の強さを支える一つの要因だと考える。
なぜそんなに謙虚でいられるのか
藤井聡太は他の棋士とは違う感覚を持っているようだ。
若手の棋士からよく聞く目標やモチベーションは「近い世代の中で一番になりたい、絶対に負けたくない。」とある。
また渡辺名人の最近の目標は「どうやって藤井聡太を攻略するか」だそうだ。
このように誰かに対抗して強くなろうとするのは私からすると普通の感覚なのだが、藤井聡太は違う。
「将棋の真理を追求する」こと
これがモチベーションなのだそうだ。
だからこそ、他人と比べたりして優越感に浸るという概念もなく、慢心することもないのだろう。
この聖人みたいな意見は正直「本音は違うだろう」と考えたくなるのだが、ここまでの実績や調子の浮き沈みのなさを見ると、信じざるをえない。
ここまで精神的に隙がない人間をどうやって倒せばいいのだろうか。
あの羽生九段でさえも、7冠獲得の過程では勝ちにこだわっていたというのに。
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