
こんにちは、理系パパです。
今日は理系にとって鬼門のTOEICについて、私が取り組んだ勉強方法をご紹介しようと思う。
TOEICは日本で一般的となった英語能力を示すテストである。
いまや会社の入社基準や昇格基準にも採用されている。
私の勤める会社もそうだ。
私は昔から英語が苦手であり嫌いだ。
あんなロジカルでない科目は理系に不向きだと思っている。



そもそも文系科目が苦手だから理系になったというのに。。。
私のような理系は多いのではないだろうか。
しかしながら、会社に勤める以上、私はTOEICと向き合う必要があった。
色々と努力して、こんな私でもTOEICを710点(点数260点アップ)をとることができたため、勉強法とオススメの参考書を紹介していく。
私の英語力


まず最初に私の英語力について紹介しておく。
元々TOEIC対策をする前のTOEICの点数は450点前後であった。
もちろん海外在住経験はなく、英語は全く話せない。
高校時代から英語は最も苦手科目だった。
その状態からTOEIC対策を講じ、以下の点数を取得した。
- 一度目のテストで630点
- 二度目のテストで710点
元々の点数から2回テストを受けただけで、約250点あげることができたのが実績となる。
事前に一ついっておくが、私が紹介する勉強法は別に楽して点数が取れる方法ではない。
勉強法に困っているかつ、ちゃんと努力する気がある人向けの記事のため注意してほしい。
私の勉強法は職場の同僚達にも教えて、見事に全員に効果があり昇格基準を満たすことができたため、そこそこ信頼性は高いと思っている。
450点→600点超をとるための方法


リーディング:Part5の文法問題
ここのパートは問題の傾向さえわかれば、テンポよく回答することができる。
「Part5だけ解けてもそこまで点数上がらないのでは?」と思う人もいるかもしれない。
しかし大事なのは、Part5の回答を満点に近づけることではなく、そこそこの正解率で早めのペースで解くことだ。
そうすることで余った時間をPart7に充てることが可能となる。
Part7の問題はじっくり読めば回答可能な問題が多い。
しかし問題数が多く、基本時間が足りなくなるのが難点だ。
私がPart5に注力したのは、その時間を確保するためなのだ。



さて本題だ。
Part5をテンポよく解くためにはどうすればよいかを後述する。
オススメの参考書



私はこの参考書だけをやり込んだ。
これの良いところは、文法問題の解き方をロジカルに説明が書かれている点だ。
理系としては非常に理解しやすい。
また、毎日30分〜1時間勉強すれば、この参考書は5日で終わる。
勉強法
勉強期間:1ヶ月
一日の勉強時間:30〜60分



私はこの参考書を5日✕3周して勉強した。
3周した理由は、参考書の問題がスラスラ解けるようになるまでやったからだ。
こうすることで、本番でもスラスラ問題を解くことができた。
この参考書以外にやった勉強は、以下の2点だ。
- テスト直前にリスニングで耳をならしたこと
- 「TOEIC公式問題集」を1、2回分解き、テストを解くペースに慣れさせた
600点→700点超をとるための方法





正直な感触として、700点は大きな壁だ。
600点超えと比べると、大変さが一段階か二段階ちがう。
これから取り組む英語が苦手な人は、勉強時間がかなり必要だと考えておいてほしい。
当時私は、Part6,7の長文問題は簡単に点数をあげる方法を見つけることができなかったため、リスニング側を重点的に取り組む作戦にした。
というのも、リスニングの問題は全体の半分を占め、そこまで文法力もいらない。
英語を正確に聞き取ることさえできれば、半分の問題の正答率を上げることが可能だと考えたからだ。
実際、下記記載の勉強法でリスニングの点数を100点上げることに成功している。
オススメの参考書
「TOEIC公式問題集」だ。
一冊にはToeicテスト2回分収録されている。
要するに本番と同様に実践形式で問題を解くことができる。
勉強法


勉強期間:2ヶ月
一日の勉強時間:120分
私は「TOEIC公式問題集」を4,5冊買い、リスニングをひたすら解きまくり、耳を英語で慣らした。
毎日一時間以上英語を聞くようにした。
リスニングは難しい文法力は不要なので、聞き取りさえうまくできれば、ほとんど解けるようになる。
気をつけるべき点は、集中して聞く必要があり、BGM気分で聞くのは効果がないので注意してほしい。
またケチって一冊しか参考書を買わず、同じリスニングをひたすら聞くのもやめたほうがよい。
2回目以降に聞くリスニングは、意外と理解できてしまうのだ。
それで習得したつもりになるのは非常に危ない。



初めて聞くリスニングに慣れることが大事なのである。
「TOEIC公式問題集」は結構値段が高いため複数冊購入するのは気がひけるのだが、何回もTOEICを受験するよりは全然安価なので、ケチらないことをオススメする。
この勉強法以外にやったことは、公式問題集のReadingを解いたくらいだ。
Reading能力を上げるというよりは、問題を解くペースに慣れることを重視した。
Readingの地力を伸ばしたわけではないため、こちらはそこまで点数は伸びていない。
最後に
社会人になると、英語の勉強をする時間がなく苦労してる人が多いと思う。
とにかくテストをたくさん受ける人も多くいるが、テストを受けるだけでは点数は伸びない。
長期間だらだら勉強するよりは短期集中で取り組んだ方が、点数は上がると思うので、ぜひ私が勧める勉強法を実践してほしい。
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